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「プリズム」 百田尚樹

プリズム

内容(「BOOK」データベースより)
「僕は、実際には存在しない男なんです」世田谷に古い洋館を構えるある家に、家庭教師として通うことになった聡子。ある日、聡子の前に、屋敷の離れに住む謎の青年が現れる。青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、ときに女たらしのように馴れ馴れしくキスを迫り、ときに男らしく紳士的に振る舞った。激しく変化する青年の態度に困惑しながらも、聡子はいつして彼に惹かれていく。しかし彼の哀しい秘密を知った聡子は、結ばれざる運命に翻弄され―。


また帯にやられちゃいました。。

ある家に家庭教師として通うことになった聡子。
彼女はそこでひとりの青年と出会う。
会うたびに態度の違う彼に次第に惹かれていくのだけど・・・

これは、どこまで書いていいのかな。
ネタバレなっちゃうかもだけど


多重人格を扱ったお話しです。
解離性同一性障害っていうのかな。

5つもの人格をもつ彼の、そのひとつの人格に恋をした聡子。
この恋の行方は?!
といっても、聡子は既婚者です。
なんだか、聡子がイマイチ掴めない女性でした。

切ない恋の物語になるのかもしれないけれど
そこらへんはあんまり共感できず。。

帯には「どうしてもこのラストシーンが書きたかった」と作者さんの言葉が載っていましたが
それもいまいちわからず。。ごめんなさい。

だけど、どうなるのか気になって一気に読んじゃったので、結局は面白かったのかな◎
解離性同一性障害については勉強になりました。


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| 百田尚樹 | 2014-06-18 | comments:0 | TOP↑

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「幸福な生活」 百田尚樹

幸福な生活

内容紹介
「道子さんを殺したのは、私なのよ――」
認知症が進んでから母はよく喋るようになった。
しかし、その話の大半は出鱈目だ。妻は自分がいつ殺されたのと笑うだろう。
施設を見舞うたびに進行していく症状。子どもの頃に父が家出して以来、女手ひとつで自分と弟を育ててくれた母をぼくは不憫に思えてならない。
久しぶりに訪れた実家の庭でぼくは、むかし大のお気に入りだった人形を見つける。
40年ぶりに手にした懐かしい人形。だが、それはおそろしい過去をよみがえらせた……(「母の記憶」より)。サスペンス、ファンタジー、ホラー……、様々な18話の物語、そのすべての最後の1行が衝撃的な台詞になっているという凝った構成。


わたしの好きなブログで紹介されてて、興味を持った1冊。
さっそく読んでみました◎

タイトルから想像できない、ブラックな短編集です。
1話10ページほどの短いお話が、18話収録されてます。

ぜんぶ、ぜんぶ、最後の1行で、落としてくれます。
そのラストのたった1行でゾクゾクって感じです。
こういう後味悪いの好きなんです◎

毎回そうなので最後の展開が予想できるのもありましたが、
それでもやっぱり1行でこんだけ落としてくれると、楽しめます。


さらっと読めて、なのに満足できた、いい1冊でした◎


| 百田尚樹 | 2013-03-04 | comments:2 | TOP↑

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「モンスター」 百田尚樹

モンスター

内容(「BOOK」データベースより)
田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ友達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった―。


田舎町に新しくオープンしたレストランのオーナーは、東京からやって来たとっても美しい女性。
彼女は、かつてバケモノとまで呼ばれた醜い容姿の和子だったのだ。
和子はこの田舎町で18歳まで暮らしていた。

小さい頃から醜い容姿のせいで家族からも同級生からも散々傷付けられた。
高校を卒業して東京へ出るも、短大でも、就職先の工場でもずっと1人だった。
だけど、和子はずっと幼稚園のときの初恋の相手エイスケを思い続けていた。

そして24歳になった彼女は、初めて二重瞼の整形をする。
そこから彼女は美への執念を燃やし始めます。


正直怖かったです。この執念。
整形をするために、風俗でお金を稼ぎ、溜まればまた整形する。し続ける。
そして周りの反応もとってもリアルです。
でもこの周りの分かりやすい反応が、彼女に拍車をかけたんだと思います。
美しいだけで扱い方が変わる。
彼女が今までの人生で味わったことのないものを手に入れたのです。

そして彼女が美しくなりたかった本当の理由。
誰よりも美しくなった彼女は幸せになれたのだろうか。
ラストは彼女にとってはハッピーエンドなんだろうか。


女性の心理をここまでリアルに描いたのが男性なのは、百田さんさすがですね。
そして文中出てくる美容整形のうんぬんは、へぇーと面白い内容でした◎



| 百田尚樹 | 2011-11-20 | comments:0 | TOP↑

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「影法師」 百田尚樹

影法師

内容(「BOOK」データベースより)
光があるから影ができるのか。影があるから光が生まれるのか。ここに、時代小説でなければ、書けない男たちがいる。父の遺骸を前にして泣く自分に「武士の子なら泣くなっ」と怒鳴った幼い少年の姿。作法も知らぬまま、ただ刀を合わせて刎頚の契りを交わした十四の秋。それから―竹馬の友・磯貝彦四郎の不遇の死を知った国家老・名倉彰蔵は、その死の真相を追う。おまえに何が起きた。おまえは何をした。おれに何ができたのか。


いままで時代ものは苦手でした。
でも一気に読めました。

長い年月ののち会いたいと思った竹馬の友は、すでに亡くなっていた。
刎頚の契りを交わした2人だったが、果たして友に何があったのだろう。

下士の勘一と中士の彦四郎。
身分の違いはあれど、固い絆で結ばれた2人は互いに尊敬しながらお互いを助け合い生きてきた。

下士でありながらも、努力と資質と巡りあわせで筆頭国家老にまでなった勘一。
成功した勘一の人生に彦四郎がどれだけ関わっていたかを知ったとき、涙があふれます。

しばらくは、余韻が残ります。
「永遠のO」を読んだあともそうだった気がします。
百田さん、すごいです◎

| 百田尚樹 | 2011-10-31 | comments:0 | TOP↑

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「永遠の0」 百田尚樹

永遠の0

内容(「BOOK」データベースより)
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた…。人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り―それが祖父だった。「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻を志願したのか?健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語。


戦争、特攻については、ほとんど無知でした。
ただ、今の日本で戦争が起きても当時のように国のために命を捧げる人はいないだろう。
当時の戦争は、時代がそうさせたものだろうなんて思ったりしてました。

でも
当時もいたんですね。
命は大事だと。
家族のために生きて帰りたいと。
あの状況下でそう願っていた人もいたんだと。

ひさびさに、本を読んで泣きました。
たくさんの人に読んで欲しいと思います。


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| 百田尚樹 | 2011-05-29 | comments:4 | TOP↑

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