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「紙の月」 角田光代

紙の月

内容(「BOOK」データベースより)
わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が1億円を横領した。梨花は海外へ逃亡する。彼女は、果たして逃げ切れるのか?あまりにもスリリングで狂おしいまでに切実な、角田光代、待望の長篇小説。


最近映画化で話題のこれ。

パートで働く銀行から1億円ものお金を横領した梅澤梨花。
ごく普通の主婦だった彼女。
そんな彼女がなぜ。

はじまりは、ほんの小さなきっかけ。
罪悪感も感じないほどの。

優しいはずの旦那に感じるちょっとした違和感。
子どもがいないことに対する劣等感。
自分の居場所を探す彼女に訪れた出逢い。

どんどん堕ちていく彼女に息苦しくなります。
自分の存在を確認するために使うお金。
1億円って聞くと想像できないけれど、100万円が10回で1000万、1000万が10回で1億。
あっと言う間に膨れ上がります。

だけど、そうやって手に入れたと思ってたものは、結局虚像でしかないんですよね。
そのとき、彼女は何を思ったんだろう。

わたしは梨花に共感は出来なかったけれど
リアルだと思う人はたくさんいるようです。

映画は見には行かないかな。
DVDで十分と思ってしまいました。
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| 角田光代 | 2014-11-16 | comments:4 | TOP↑

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「三面記事小説」 角田光代

三面記事小説

内容(「BOOK」データベースより)
私は殺人を依頼しました。恋人の妻を殺してほしいと頼みました。誰もが滑り落ちるかもしれない記事の向こうの世界。現実がうみおとした六つの日常のまぼろし。



実際に起きて三面記事に掲載された6つの事件。

26年前に殺害した女性を家の床下に埋めていた男。
不倫相手の妻を殺して欲しいと闇サイトに依頼した女性。
16歳の男子高校生を監禁した主婦。
担任教師の給食に薬を混ぜた女子中学生2人。
中学生の妹を殺した高校生の姉。
介護疲れで母を殺した息子。

これらの記事から、作者がフィクションとして作り上げた6つのお話しです。
ほんとにその事件の背景はそうだったんじゃないかと思ってしまうほどのリアルさです。

世の中で起きる事件の真相なんてわたしたちには分からない。
犯人が何を考え、何を思ってそこに至ったかなんて、決してわからない。

でも介護疲れで母を殺した息子の話は、ほんとにそうだった気がして、というか、そうだったらいい気もした。
結局間違ってはいるけれど、息子はそれまでひとりで頑張ったんだと思いたい。
こんな思いをしてる人たちは、きっとたくさんいるんだろうと思った。


それぞれの話しの最初に出る三面記事の内容から、結末は悲しく辛いものだとわかっていても、最後まで読まずにいられず。
一気に読んじゃいました。



| 角田光代 | 2012-11-01 | comments:0 | TOP↑

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「くまちゃん」 角田光代

くまちゃん

内容(「BOOK」データベースより)
4回ふられても私はまた、恋をした。なんてことだろう。あんなにつらい思いをしたというのに。きっとここにあなたがいる、傑作恋愛小説


タイトルと表紙がかわいくて手に取りました。
7作の短編が収録されてますが、どれも失恋するお話です。

そして、短編なんだけど、1つずつのお話が、次のお話へ続いていくのです。
最初のお話の主人公は、「苑子」という女の子で、恋する相手は「くまちゃん」
そして、2つ目のお話は、主人公は「くまちゃん」で、恋する相手は「ゆりえ」
さらに次のお話しの主人公は「ゆりえ」で・・・という感じで。
こうやってリレーのように、どんどん繋がっていきます。

つまり、前作で恋人をふった本人が、次作ではふられる。
そして思うのが、同じ人でもふったときとふられるときって、違う人に見えるんだなーってこと。
恋する相手によって、人って変わるんだなーと思いました。

そして、人はふられることによって、成長していくし
誰かをふるときに、昔ふった人のことを思い出したりする。

ふられてもふっても別れには変わりないんだけど
人はそうやって成長していくんだなと思いました。

個人的には、「くまちゃん」と「光の子」が好きでした。


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| 角田光代 | 2011-06-24 | comments:0 | TOP↑

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「八日目の蝉」 角田光代

八日目の蝉


内容(「BOOK」データベースより)
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるのだろうか。理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。角田光代が全力で挑む長篇サスペンス。


ドラマにも映画にもなった本。

不倫相手の赤ちゃんを誘拐する希和子。
薫と名づけられて育てられたその子ども。

なかなか衝撃的なお話しです。

もちろん犯罪です。
でも読んでる途中、そのことを忘れてしまいました。
薫を愛情いっぱいに育てる希和子を見てると、このまま見つからなければいいのにと思います。

だけどやっぱりそんな日々も終わりが来るんですよね。

そして大きくなった薫こと「恵理菜」は当時を振り返る。
自分の身に起こったあの事件はなんだったのだろうと。


誰に感情移入するかで、だいぶ見え方違ってきます。
せつなさはいっぱいです。


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| 角田光代 | 2011-05-30 | comments:0 | TOP↑

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