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「木洩れ日に泳ぐ魚」 恩田陸

木洩れ日に泳ぐ魚

内容(「BOOK」データベースより)
舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿―共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始める。濃密な心理戦の果て、朝の光とともに訪れる真実とは。不思議な胸騒ぎと解放感が満ちる傑作長編。


恩田陸さん。とっても久しぶりに読みました。
昔から苦手意識があって、最近は全然読んでなかったんですが、まあ、帯にまんまと引っ掛かりました。

一緒に住んでいた男女が、別々の道を進むため引越す最後の夜。
お互い最後に確かめておきたいことがあった。
それは二人が1年前に遭遇したひとりの男が死んだ事故のこと。

最初から最後まで舞台はこの部屋で、たった一晩のお話です。
登場人物もヒロとアキの二人で、彼らの会話のみ。
二人の関係や事故のことや二人の気持ち。
手に取るようにわかる相手のことや、探り合うようなお互いの気持ち。
最後の夜に、いろんなことがわかってくる。

これはミステリーというより、愛のお話ですかね。男と女の話。
不思議な雰囲気でした。
感想描けないや。。
舞台とかで見てみたい感じです。


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| あ その他 | 2018-02-12 | comments:0 | TOP↑

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「いつかの人質」 芦沢央

いつかの人質

内容(「BOOK」データベースより)
12年前、誘拐された少女。そして発生した二度目の誘拐事件。目の見えぬ少女はなぜ、再び狙われたのか―。過去と現在を繋ぐのは、誘拐犯の娘。『罪の余白』の新鋭が放つ、戦慄の心理サスペンス!


3歳のとき、誘拐された愛子。
誘拐とはちょっと違う気もするけど、結果的には誘拐。
そのときの事故で目が見えなくなった愛子。
そして12年後、愛子は再び誘拐される。
容疑者としてあがったのは、1度目の誘拐犯の娘、優奈。

なぜ、愛子はまた誘拐されたのか・・


ひさびさに、ミステリー系読みました。
最近は軽いのばっかり読んでたから、重たそうだし読めるかなーと思ったけど
冒頭の愛子が連れ去られる展開で、ぐいぐい読まされちゃいました。

たくさんの人の視点というか証言で描かれています。
愛子の家族、優奈の夫や義母や友達や仕事関係の人たち。
彼らの話にどれだけ真相が隠れているのだろう。
きっと誰もわからないですよね、犯人しか分かりえないこの動機。

面白く読めました◎


| あ その他 | 2018-01-27 | comments:0 | TOP↑

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「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う」 尾形真理子



内容(「BOOK」データベースより)
年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる広告代理店OL…。恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。繊細な大人たちの心模様を丁寧に綴った恋物語。


恋に悩む30代の女性たちの短編集です。
10年近く付き合ってたり、不倫してたり、年下の後輩に恋してたり、後輩の婚約者が元カレだったり…etc.

そんな彼女たちが訪れるセレクトショップ。
素敵な女性オーナーさんのおかげで、自分に合った洋服を探すのと同時に、自分とも向き合い、前へ進めるような気がしていく。


作者さんはコピーライターが本業のようです。
どおりで、タイトルやラストの一行が粋でした。

恋愛ものだけど、若すぎず、わたしの年齢に合った、読んでてとっても心地よかったです◎

| あ その他 | 2017-05-08 | comments:0 | TOP↑

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「罪の余白」 芦沢央

罪の余白

内容(「BOOK」データベースより)
高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤は受け止められずにいた。娘は、なぜ死んだのか。自分を責める日々を送っていた安藤の前に、加奈のクラスメートだった少女が現れる。彼女の協力で娘の悩みを知ったとき、待っていた現実とは―。大切な人の命を奪われたとき、あなたはどんな償いを求めますか。第3回野性時代フロンティア文学賞受賞作。


高校のベランダから転落死した加奈。
母は幼い頃に亡くなって、父と2人だった加奈。
遺書はなかったため、事故か自殺かもわからず、残された父は娘の死を受け入れられずにいた。

父は、真相を知ろうと、娘の部屋に入った。
そして彼女のパソコンの中に見つけたものは・・・

物語は、父の視点に加え、加奈のクラスメイトの視点からも描かれているので
父よりも早く、読んでるわたしには真相が見えます。

女子高生の物語には外せない、スクールカースト。
その上位にいた咲。彼女が必死に守ってきたものとは。
そして、もうひとり、咲に幻滅されまいと必死だった真帆。
この2人と友だちだった加奈に果たして何があったのだろうか。。

父の気持ち、計り知れません。
そんな父がとった行動もなかなかです。

ストーリー的には面白いんだけど、いまいち盛り上がりに欠けた感が否めませんが・・・

個人的には、父の同僚の早苗が興味深かったです◎


| あ その他 | 2016-01-28 | comments:0 | TOP↑

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「今だけのあの子」 芦沢央

今だけのあの子

内容(「BOOK」データベースより)
何時だって何歳だって女の友情はめんどくさくって、あやうくって、美しい。OL、ママ友、中高生…。さまざまな年代、立場の女性の友情に隠された想いを情感あふれる筆致で描ききる!注目度ナンバーワンの新鋭が贈る連作ミステリ。


初めて読む作家さんです。
この方のこれと違う本が読んでみたかったんですが図書館にはなくて、こっちがあったので借りてみました。

ちょっだけ繋がってる連作短編集です。

学生時代から仲良しの友だちの結婚式に、自分だけ呼ばれてないけど
それを回りの友だちに言えずに、呼ばれてないことを隠したまま当日を迎える子をはじめ

友だちを事故で亡くした女子高生
ママ友との関係に悩むママ
親友と夢を追いかける女子高生
施設で暮らす旦那を亡くしたおばあちゃん

など、さまざまな年代の女性の人間関係をめぐる5つのお話です。

ミステリーというほどでもないけれど、それぞれが抱える問題があります。
誤解といったほうがいいような。
女同士ならではですかね。
ほんとは単純なことなのに、複雑になってしまうって。

どれも読後感は悪くないです◎
他のも読んでみたいなーと思いました。


| あ その他 | 2015-12-11 | comments:0 | TOP↑

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