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「ナオミとカナコ」 奥田英朗

ナオミとカナコ

内容(「BOOK」データベースより)
ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。三十歳を目前にして、受け入れがたい現実に追いつめられた二人が下した究極の選択…。「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」復讐か、サバイバルか、自己実現か―。前代未聞の殺人劇が、今、動き始める。比類なき“奥田ワールド”全開!


ひさびさに、寝る間も惜しんで読んじゃいました◎

百貨店の外商部で働くナオミと、専業主婦のカナコ。
大学からの友だちのふたり。
ある日ナオミは、カナコが夫からDVを受けていることを知ってしまう。
追い詰められているカナコを助けたいナオミ。
彼女らは、ふたりでカナコの夫を排除しようと企てる。
排除=殺人ですけどね。

彼女たちが考えたシナリオは、結構いい感じです。
ただ、、、細かいことが雑すぎる・・・
ちょっと笑っちゃうくらいに。
そんなんで大丈夫?!とこっちがハラハラ。

けど、有り得ない!!と醒めてしまわないのは、さすが奥田さんでした。
雑なのは、あくまで彼女たちであって、この本のストーリーではないです。
このふたりの危うさが、ハラハラして、いつしか応援してしまうんです◎

いやー、最後まで面白かったです!
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| 奥田英朗 | 2015-10-01 | comments:0 | TOP↑

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「沈黙の町で」 奥田英朗

沈黙の町で

内容(「BOOK」データベースより)
中学二年生の名倉祐一が部室の屋上から転落し、死亡した。屋上には五人の足跡が残されていた。事故か?自殺か?それとも…。やがて祐一がいじめを受けていたことが明らかになり、同級生二人が逮捕、二人が補導される。閑静な地方都市で起きた一人の中学生の死をめぐり、静かな波紋がひろがっていく。被害者家族や加害者とされる少年とその親、学校、警察などさまざまな視点から描き出される傑作長篇サスペンス。


宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」に似ているとのことで、読んでみようと。
これは、読み応え十分でしたね◎

中学2年生の名倉くんが、部室の屋上から転落死した。
事故か、事件か。部室の屋上は2階くらいなので自殺はなさそうという見解。

すぐに、名倉くんをいじめていたとされる同じテニス部の4人が浮かび上がる。
そして、逮捕、補導。
中学2年生なので、誕生日が来てれば14歳。まだだったら13歳。
14歳の2人が逮捕されて、13歳の2人が補導された。

観点は、この13歳と14歳の差のお話しかと思ったけれど、それにそこまで重きは当ててなく
名倉くんの家族、逮捕・補導された子の家族、教師、刑事、検察、弁護士、マスコミ、そして、当事者、クラスメイトetc.
とてもたくさんの視点で、探り探りで真相を暴いていきます。

ほんと、中学生はわからないです。
どれが本当で、どれが嘘か。
前半と後半で、当事者たちのイメージも違ってくるし、真相が気になって気になって。

そして、ビックリしました!!
ふつーにページめくりましたもん。
ラストだと最初気付かなかったくらい。
でも知りたかったことは分かったし、これ以上あったら結末に賛否分かれるだろうし、これはこれでいいのかも◎




| 奥田英朗 | 2013-12-10 | comments:0 | TOP↑

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「噂の女」 奥田英朗

噂の女

内容(「BOOK」データベースより)
中古車店に毎晩クレームをつけに通う3人組、麻雀に明け暮れるしがないサラリーマン、パチンコで時間をつぶす失業保険受給中の女、寺への寄進に文句たらたらの檀家たち―。鬱屈した日々を送る彼らの前に現れた謎の女・美幸。愛と悲哀と欲望渦巻く連作長編小説。


小さな田舎町。
そこで暮らす人たちが出会う謎の女、美幸。
ある時は中古車販売店の事務員、またある時は雀荘のアルバイト店員 etc.
直接はよく知らないが、小さな町ゆえに、人伝いに聞く彼女の噂の数々。

噂の真偽はわかならい。
だけど、彼女は決して嫌われ者ではなかった。
彼女を知る人は、警戒しながらも彼女に魅せられるのだった。
異性だけでなく同性でさえ。

悪女っぷりを発揮しながらも、どこかで応援したくなるような、不思議な女性でした。
彼女の生涯を見届けたい気持ちになります。

こういうの、おもしろいです◎
すきですね。

「白夜行」の雪穂を思い出しました。



| 奥田英朗 | 2013-09-16 | comments:0 | TOP↑

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「純平、考え直せ」 奥田英郎

純平、考え直せ

内容(「BOOK」データベースより)
坂本純平、21歳。新宿・歌舞伎町のチンピラにして人気者。心酔する気風のいい兄貴分の命令は何でも聞くし、しゃべり方の真似もする。女は苦手だが、困っている人はほうっておけない。そんな純平が組長から受けた指令、それは鉄砲玉(暗殺)。決行までの三日間、純平は自由時間を与えられ、羽を伸ばし、様々な人びとと出会う。その間、ふらちなことに、ネット掲示版では純平ネタで盛り上がる連中が…。約一年半ぶりの滑稽で哀しい最新作。


この表紙の絵とタイトルに、思わず手を伸ばしました。

坂本純平、21歳。
家庭環境に恵まれず育った純平は、歌舞伎町でヤクザになった。
まだまだ下っ端で、でも兄貴分の北島に可愛がられ、歌舞伎町に住む人たちに可愛がられ、ここで生きていくことが心地よかった。

だけど、ある日組長から出た指令。
鉄砲玉になって敵組の幹部を殺すことだった。そして、出頭すること。
決行の日まで、3日。
最後の娑婆を自由に過ごせと30万もらう。

それからの3日間。
いろんな人と出会い、別れる。
恵まれていないと思ってた自分の周りには、たくさんの人がいた。

3日後の朝、純平はどうするのか。

やくざだけれど、とってもいい奴の純平。
みんなに愛されている純平。

奥田さんのテンポのよい文章と展開で、一気に読みました。
クドカンで映像化とか似合いそうです◎


| 奥田英朗 | 2012-09-08 | comments:0 | TOP↑

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「ガール」 奥田英朗

ガール

内容(「BOOK」データベースより)
わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。あなたと彼女のことが、よくわかります。


旦那より稼ぎがいい36歳OL
マンションを買うか悩む32歳独身OL
シングルマザーの36歳OL
もうガールとして通用しなくなったのではないかと思う32歳独身OL
ひと回り下の新入社員にときめく34歳独身OL
・・・など、30代の働く女性たちの短編集です。

同じ働く30代としては、とても共感できることもあって
面白かったです◎

みんないろんな気持ちを抱えて働いている。
周りと比べたりして、焦ったり、うらやんだり・・・
だけど、周りと比べたって何にも良いことない。

ほんのきっかけで
自分が彼女だったかも知れない。
彼女が自分だったかも知れない。
そう思うとやさしくなれる。

ほんとにそう。
うん、いい言葉でした。

わたしの相方はヒロくんみたいな感じです。
しあわせなことです。

映画見損なったので、DVD出たら見てみたいと思います◎


| 奥田英朗 | 2012-08-05 | comments:0 | TOP↑

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