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「よるのふくらみ」 窪美澄

よるのふくらみ

内容(「BOOK」データベースより)
祝福された愛に、孤独を深める女。思いを秘めたまま、別の恋に堕ちる男。離れていく心に、なすすべのない男。ままならない心と身体を描く恋愛小説。


幼馴染の3人。みひろと、圭祐と悠太の兄弟。
みひろと圭祐は同棲中だけど、関係性で言うと、この3人、三角関係ってやつです。
これだけだと、なんだか安っぽく聞こえるけれど、とってもしっくりくるお話しでした。

3人の視点で描かれた章が順番に出てきます。
それぞれの葛藤が描かれています。
性の問題も、届かない思いも、どうしようもない思いも、、、
せきららにリアルに。
それぞれの思いがどういう未来に繋がっていくのか、どんな展開もありえると思ったけれど
この展開がしっくりきました。

この作者さんの「ふがいない僕は空を見た」も読んだことあったけれど、生々しいっていう印象が強くて。。
確かにこれも生々しいかもしれないけれど、年齢のせいかな、こっちの方は好きだなーって思いました。
みんな幸せになって欲しいと思いました◎


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| か その他 | 2018-02-28 | comments:0 | TOP↑

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「Burn」 加藤シゲアキ

Burn.jpg

内容(「BOOK」データベースより)
機械のようにさめきった天才子役・レイジが出会ったのは、魔法使いのようなホームレスと愛に満ちた気さくなドラッグクイーン。人生を謳歌する彼らに触れ、レイジは人間らしい心を取り戻し、いつしか家族のようにお互いを慈しむようになる。だが幸せな時は無慈悲で冷酷な力によって破られ、レイジはただひとつの居場所であった宮下公園から引き離されてしまう―家族、愛の意味を問う、熱情溢れる青春小説!


なんだかんだ、彼の本読んでます。
いろいろ読んでみたくなるんですよねー。

20年前、天才子役として活躍していたレイジ。
機械のようにこなしてた当時のことを、今はほとんど覚えていなかった。
偶然に懐かしい人に再会したことで、当時のことを少しずつ思い出していく。

なんで忘れていたんだろう・・と思うほどの出来事が、確かにあった。
機械のように演技をする一方、小学生のレイジはホームレスの徳さんと出会い、ローズさんと出会い、唯一息が出来る大事な場所を見つけていた。

脚本家となった今と、小学生の当時の話しが、交互に語られます。
徳さんやローズさんの、個性的なキャラクターがいいですねー◎
映画のような展開で、面白かったです。


「閃光スクランブル」はまだ読んでないので、こちらも読んでみようと思いました。

| か その他 | 2017-12-22 | comments:0 | TOP↑

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「四月になれば彼女は」 川村元気



家のパソコンが壊れたので、スマホから。
ちゃんと出来てるかな…


結婚を控えた僕のもとに、大学のときに付き合ってた彼女から、9年ぶりに手紙が届く。
ウユニ湖、プラハ、アイスランド…
いろんな土地から、懐かしい思い出とともに。

彼女の手紙をきっかけに、僕と婚約者の関係が少しずつ変化していく。


予想はしてましたが、「世界から猫が消えたなら」を読んだときと同じように、読み終わるのにかなりの時間がかかりました。
やっぱり合わないのかなー。

永遠と信じた愛に終わりがあると知ること。
愛と結婚とセックス。
似ているようで全然違うもの。

全体的に穏やかな情景が広がってます。
なんとなく読み終わりました◎

| か その他 | 2017-04-24 | comments:0 | TOP↑

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「傘をもたない蟻たちは」 加藤シゲアキ

傘をもたない蟻たちは

内容(「BOOK」データベースより)
無限の悲しみはどこまでも僕を埋め尽くす。いまを生きる人々の「生」と「性」を浮き彫りにする6編の物語。


NEWSの加藤シゲアキくんの4作目です。
そんなに描いてるんですねー。
読むのはデビュー作の「ピンクとグレー」以来です。

今回は短編集です。

恋愛系だったり、恋愛系でもちょっとミステリー入ったのとかホラー入ってるのとか。
かと思ったら、ちょっと未来の話しもあったり
友情の話しもあったり・・・
いろんなジャンルの6篇です。

1話目の「染色」の雰囲気が好きです。
美大に通う大学生のお話しです。
圧倒的な才能を持つ美優と、僕。
僕にどんな選択が出来たのだろう。。

ほんといろんなジャンルだけど、どれも面白いなーと思いました。
すごいですねー、彼。

| か その他 | 2017-04-09 | comments:0 | TOP↑

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「白砂」 鏑木蓮

白砂

内容(「BOOK」データベースより)
苦労して働きながら予備校に通う、二十歳の高村小夜が自宅アパートで殺害された。中年男性の目撃情報と大金が入金されていることから、援助交際との関わりが捜査線上に浮かぶ。「こんなにつましい暮らしぶりで真面目な彼女がなぜ?」違和感を抱いた下谷署の刑事・目黒一馬は別の角度から捜査を開始する。小夜の両親はすでに亡く、なぜか祖母は頑なに遺骨を受け取らない。鍵は小夜の故郷にあると見た目黒の執念が、運命に翻弄された女たちの人生を浮き彫りにしていく。最後にたどり着いた、死の裏にある驚愕の真実とは。切なさあふれるミステリー。


20歳の女の子が自宅アパートで殺害された。
京都から上京し、アルバイトをしながら大学進学を目指していた彼女。
自宅の様子から、とてもつましい生活を送っていたと思われる。
そんな彼女がなぜ、誰に、殺されたのか。

事件を担当するのは、目黒刑事。
彼は、人の心に寄り添う捜査をしている。
自宅の遺品から、周囲の話から、彼女にまつわる全てから、生前の彼女を知ろうとし、そして事件の真相を探っていきます。

キーワードは、骨ですね。
殺された彼女が持っていた遺骨。
彼女の遺骨を頑なに引き取らない祖母。
夫の遺骨をどうしても散骨したい女。

これもまた、帯に「あまりに哀しく、美しいラストに、涙腺崩壊」なんて書いてありました。
涙腺崩壊はしなかったですね。。
けど、とても読みやすくて、目黒刑事の雰囲気は好きでした◎

初めて読んだ作家さんだったので、他のも読んでみようと思います。

| か その他 | 2016-02-13 | comments:0 | TOP↑

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