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「透明カメレオン」 道尾秀介

透明カメレオン

内容(「BOOK」データベースより)
ラジオのパーソナリティの恭太郎は、冴えない容姿と“特殊”な声の持ち主。今夜も、いきつけのバー「if」で仲間たちと過ごすだけの毎日を、楽しくて面白おかしい話につくり変えてリスナーに届ける。恭太郎が「if」で不審な音を耳にしたある雨の日、びしょ濡れの美女が店に迷い込んできた。ひょんなことから彼女の企てた殺害計画に参加することになる彼らだが―。陽気な物語に隠された、優しい嘘。驚きと感動のラストが心ふるわす―。


ラジオのパーソナリティーの恭太郎。
声はとっても男前だけど、実際は冴えない彼。
行きつけのバー「if」で常連仲間たちと、楽しく過ごす平穏な日々。

ある雨の夜、「if」に全身びしょ濡れの見知らぬ女性が現れる。
彼女の出現から恭太郎たちは彼女の計画に巻き込まれることとなる。

恭太郎がラジオで話す話が面白いです◎
常連客の仲間たちをネタにした話。

道尾さんだから、面白く読みながらも疑いながら読んでしまいますね。
雰囲気は「カラスの親指」に似てて、設定は「片眼の猿」のような。
面白くて陽気なんだけど、みんな抱えてるものあって。お互いに救われたり、救ったり。
哀しいけれど、優しい。
そんなストーリーでした。

どんでん返しは好きだけど、やられたー!!って感じのほうがいいですね。
こういうのはずるい。。と思っちゃう。



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| 道尾秀介 | 2015-07-20 | comments:2 | TOP↑

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「片目の猿」 道尾秀介

片目の猿

内容(「BOOK」データベースより)
俺は私立探偵。ちょっとした特技のため、この業界では有名人だ。その秘密は追々分かってくるだろうが、「音」に関することだ、とだけ言っておこう。今はある産業スパイについての仕事をしている。地味だが報酬が破格なのだ。楽勝な仕事だったはずが―。気付けば俺は、とんでもない現場を「目撃」してしまっていた。


探偵の三梨のお話し。
特技を生かして業界では有名な彼は、いまは産業スパイの仕事をしていた。
自分の事務所に冬絵をスカウトした後、なんだか事件に巻き込まれていく。

なんだろう、これ。
やられたー!!って感じではないんだけど、結果的にはだいぶ騙されました。。
確かに、違和感はいっぱい感じてて、結構曖昧なこと多くて、なんか軽いな~って思って読んでたんだけど
それが全部伏線だったんですね。

後半、どんどん溢れてくる真相が処理しきれない。
軽いな~なんて読んでた本が、とってもメッセージ性のある本に変わっちゃうなんてね◎
ネタバレになりそうであんまり言えないけれど。

みんなちがってみんないい。
金子みすずさんのこのフレーズ、なんか思い出しました。


| 道尾秀介 | 2014-01-23 | comments:0 | TOP↑

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「光媒の花」 道尾秀介

光媒の花

内容(「BOOK」データベースより)
もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた―少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…渾身の連作群像劇。


短編集とは知らず読み始めました。
短編集だけど、少しずつ繋がってる連作短編集です。

悲しい家族の思い出。
好きな子を助けたかった少年。
幼い兄妹の犯した罪。
悲しく切ない経験をした彼らの過去と再生の物語ですかね。

幼い子からおじいちゃんまで、さまざまな年代や性別の主人公が出てきます。
前半のお話しは救いがない感じでしたが、後半になるとだんだんと光が射しくる感じでした。

悲しみや絶望の中にも、花が咲いて、蝶が飛んで。
そんな情景が浮かぶような文章でした。



| 道尾秀介 | 2013-05-19 | comments:0 | TOP↑

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「笑うハーレキン」 道尾秀介

笑うハーレキン

内容(「BOOK」データベースより)
経営していた会社も家族も失い、川辺の空き地に住みついた家具職人・東口。仲間と肩を寄せ合い、日銭を嫁ぐ生活。そこへ飛び込んでくる、謎の女・奈々恵。川底の哀しい人影。そして、奇妙な修理依頼と、迫りくる危険―!たくらみとエールに満ちた、エンターテインメント長篇。


息子を亡くし、妻とも離婚し、経営していた会社も倒産した、家具職人の東口。
いまは、トッラク1台で家具修理などの営業をし日銭を稼ぎ、そこで寝る毎日。
いわば、ホームレス。
そんなホームレス仲間とそれなりに楽しく過ごす日々。

そんな彼の前に弟子にして欲しいと突然現れた女、奈々恵。
彼女はいったい・・・

前半、なかなか進みませんでした。
なかなか大きな展開がなく、期待だけが膨らんで。
でも後半動き出してからは、スラスラ読めました。

タイトルのハーレキンは道化師のことです。
人間誰しも生きていくには仮面を被っているということ。
でも時にはその仮面を取って素の自分を受け入れなければならないこともある。
そうすることで、また1歩進めるのだと。
そういう前向きなラストでした。

だけど、わたしには物足りなさがいっぱい。
伏線とかなるほどなーってなるけど、伏線の会話が全部あとでまた出てきて、ココでしたって感じがあんまり。。。
もっとテンポいいどんでん返しを期待してたので、消化不良でした。

だけどこの本、評判良さそうなので、わたしの理解力のなさも原因だと思います。

| 道尾秀介 | 2013-02-06 | comments:0 | TOP↑

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「龍神の雨」 道尾秀介

龍神の雨

内容(「BOOK」データベースより)
人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。そして今、未曾有の台風が二組の家族を襲う。最注目の新鋭が描く、慟哭と贖罪の最新長編。


久々に道尾さんです。
前半は、なかなか入り込めなかったけど、なんか暗くて、、
でも途中から一気読みでした。

父はだいぶ前に女を作って出て行った。
そして母は7ヶ月前に事故で亡くなった。
残ったのは、母が亡くなる4ヶ月前に再婚した男と、俺と妹。

母は海で亡くなった。
父は再婚したが、その後病気で亡くなった。
残ったのは、再婚相手の女と、俺と弟。

血の繋がらない親と暮らす2組の兄弟。
2組の彼らがある台風の夜をきっかけに、少しずつ繋がってくる。
殺人事件とともに。

まんまと最初はミスリードされ、でも主人公たち同様、何か間違っている!!感が否めず、でもそれが何かがわからず、一気読みでした。

幼いながらに両親を亡くした彼らの心情を思うと悲しすぎて、
そのうえ血の繋がらない親と暮らすことへの戸惑いも図り切れなく、
それでも生きていくことの大変さと家族の絆は大きくて、
終始暗い感じでしたが、いろんなことが見えた彼らの今後が明るい未来であって欲しいと願うばかりでした。



| 道尾秀介 | 2012-09-28 | comments:0 | TOP↑

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