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「たったひとり」 乾ルカ

たったひとり

内容(「BOOK」データベースより)
なぜ俺たちは戻ってきてしまうんだ!?半壊したラブホテル。廃墟探索サークルの男女5人を襲うタイムループ。極限状況で剥きだしになるエゴ、渦巻く愛憎。悪夢を脱するため、たったひとりの犠牲の山羊となるのは誰か?驚愕の新感覚ホラー。


廃墟探索サークルの大学生5人。
27年前に土砂崩れで半壊したラブホを訪れた。
当時5人がラブホ内にいてその中の1人の遺体が発見された。

そこでなぜが当時の時間に戻りタイムループを繰り返し始める。
今回訪れたのも5人。
全員で逃げても、全員で留まっても、結局タイムループを繰り返す。
つまり、当時の状況を再現すればそこから抜け出せるのかも・・・と考えて、1人ずつ部屋に留まることにする。

5人ひとりずつの章があり、それぞれの生い立ちや人間性etc.が描かれています。
普段の顔と、裏の顔。
極限に追い込まれたときにそれが発揮されたり。
なかなか興味深いです。

彼らはタイムループから抜け出せるのか。
その結果も気になるところですが、ラストがこう来るか・・・と。
後味はあまりよくはないですが、わたしの中では有です◎


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| 乾ルカ | 2014-03-04 | comments:0 | TOP↑

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「夏光」 乾ルカ

夏光

内容(「BOOK」データベースより)
哲彦が疎開先の漁村で出会った少年・喬史の顔の左半分を覆う真っ黒な痣。村人たちはそれをスナメリの祟りと忌み嫌うが、痣に埋もれた喬史の左目にはもっと恐ろしい秘密があった―。表題作など、グロテスクな美意識が異彩を放つ驚異のデビュー作。オール讀物新人賞受賞。


この前読んだ「メグル」の雰囲気がよかったので、乾さんのデビュー作を。
表題作含む6編の短編です。

表題作「夏光」がよかったです。
昭和20年の夏のお話です。
疎開先で哲彦は喬史と出会う。彼には左目に恐ろしい秘密があった。

広島人のわたしには、冒頭の手紙で何となく予想してしまいましたが、ラストの喬史が見た光景を想像するとぞっとします。
でもこのお話しが、ダントツよかったです◎

あとは・・・
実はなかなか進まず、、、とくに、金魚のお話しの「は」が気持ち悪くて。。
ブラックなお話しや後味悪いお話しは好きなのですが、こういうエグイ感じは受け付けず。

ちょっと思ってたのと違って、残念でした。。
最初に「メグル」を読んだから余計かな。

| 乾ルカ | 2013-04-25 | comments:4 | TOP↑

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「メグル」 乾ルカ

メグル

内容(「BOOK」データベースより)
「あなたはこれよ。断らないでね」奇妙な迫力を持つ大学学生部の女性職員から半ば強要され、仕方なく指定されたアルバイト先に足を運んだ大学生たち。そのアルバイトは、彼らに何をもたらすのか?五人の若者を通して描かれるのは、さまざまな感情を揺り動かす人間ドラマと小さな奇蹟の物語。小説の楽しみを存分に詰め込んだ愛すべき傑作、鮮やかに登場。


初めて読む作家さんです。

大学の学生部でアルバイトを斡旋された5人の大学生たちの5つのお話し。

アルバイト内容はさまざま。
亡くなったお婆ちゃんの遺体と一晩お寺で一緒に寝るとか
父が入院していた病院の売店で1日だけ品出しをするとか
海外旅行中、犬にエサをやるとか
一緒にごはんを食べるとか
庭仕事とか。。。

どれも簡単なようで、でも5人の学生たちはそれぞれ、そのアルバイト内容に感じとるものがあります。
家族と向き合うことや、自分と向き合うことなど、今までやり過ごしていたことを。
それぞれが抱えていた感情をアルバイトを通して、見つめ直したりします。

ちょっと不思議な世界のものや、ゾクッとするもの、切ない余韻や、温かい読後感など。
1冊の本で、いろんな雰囲気が楽しめました。

そして、このアルバイトを斡旋している女性職員の悠木さん。
彼女の謎めいた感じがいいです◎


| 乾ルカ | 2013-04-09 | comments:2 | TOP↑

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