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「ユリゴコロ」 沼田まほかる

ユリゴコロ

内容(「BOOK」データベースより)
暗黒の欲望にとり憑かれ、さまよう魂。運命は、たったひとつの愛と出会わせた。沼田まほかるの小説は、身も心もからめとる―。おそるべき筆力で描ききった衝撃の恋愛ミステリー。


この方の本は今までに2作品読みましたが、本屋さんの一押しの割りにわたしには合わなくて...
なので、この本もかなり話題でしたがなかなか手を出せず。
でも、結果としてはこれが一番よかったです◎

絵に描いたような幸せな家族に一気に襲いかかった不幸。
僕の婚約者の失踪、父の末期がん、母の交通事故死。

僕は父の様子を見に度々実家を訪れた。
そこで偶然に見つけた4冊のノート。
そこには幼い頃からの殺人の記録が記されていた。
これを書いたのは、父なのか母なのか、実話なのか小説なのか・・・

ノートの内容は、かなり滅入ってしまう内容でした。
ドロドロ、ぞわぞわしたおぞましい感じ。
罪悪感も何もなく殺人を繰り返す人間のリアルな感情が蠢いていました。

それでも惹き込まれて、続きが気になって一気読みでした。

タイトルの「ユリゴコロ」って何だろうって気になってましたが、結構序盤で解決。
なるほど。
うまいタイトルです。

前半のノートのドロドロさと変わって、思いのほか後半感動してしまいました。
愛の形は無限大です。
わたしには理解出来なくとも。


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| 沼田まほかる | 2012-09-30 | comments:0 | TOP↑

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