「春から夏、やがて冬」 歌野晶午
内容(「BOOK」データベースより)
スーパーの保安責任者の男と、万引き犯の女。偶然の出会いは神の思い召しか、悪魔の罠か?これは“絶望”と“救済”のミステリーだ。
スーパーの保安責任者として万引き犯の対応をする平田。
ある日、万引き犯として連れて来られたのは20代の女性、末永ますみ。
対応した平田は、彼女を警察には出さず帰らせた。
それからしょっちゅう平田の前に現れるますみ。
何かと親切にしてしまう平田。しかしそれには理由があった。
歌野さんということで、だいぶ構えて読んでしまいました。
何かある。何かある。。と。
確かにありました。
絶望と救済のミステリーってありますが、正直救いようがない・・・という感想でした。
あと、ミステリーなんですかね、これ。どうなんだろう。
でも最後まであっと言う間に読んだので、面白かったんだと思います。
構えてしまったので、衝撃的にはそうでもなかったけれど、おお。。って感じ。
何とも言えない読後感です。
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| 歌野晶午 | 2013-05-28 | comments:0 | TOP↑