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「よるのふくらみ」 窪美澄

よるのふくらみ

内容(「BOOK」データベースより)
祝福された愛に、孤独を深める女。思いを秘めたまま、別の恋に堕ちる男。離れていく心に、なすすべのない男。ままならない心と身体を描く恋愛小説。


幼馴染の3人。みひろと、圭祐と悠太の兄弟。
みひろと圭祐は同棲中だけど、関係性で言うと、この3人、三角関係ってやつです。
これだけだと、なんだか安っぽく聞こえるけれど、とってもしっくりくるお話しでした。

3人の視点で描かれた章が順番に出てきます。
それぞれの葛藤が描かれています。
性の問題も、届かない思いも、どうしようもない思いも、、、
せきららにリアルに。
それぞれの思いがどういう未来に繋がっていくのか、どんな展開もありえると思ったけれど
この展開がしっくりきました。

この作者さんの「ふがいない僕は空を見た」も読んだことあったけれど、生々しいっていう印象が強くて。。
確かにこれも生々しいかもしれないけれど、年齢のせいかな、こっちの方は好きだなーって思いました。
みんな幸せになって欲しいと思いました◎


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| か その他 | 2018-02-28 | comments:0 | TOP↑

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