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「ツナグ」 辻村深月

ツナグ

内容(「BOOK」データベースより)
突然死したアイドルに。癌で逝った母に。喧嘩したまま亡くなった親友に。失踪した婚約者に。死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。間違いかもしれない。でも―喪ったものを取り戻し、生きるために会いにいく。―4つの再会が繋いだ、ある真実。新たな一歩を踏み出す連作長編小説。


とっても良かったです◎

死んでしまった人間に一晩だけ会わせてくれる「使者(ツナグ)」
生きている人間から依頼を受けて、死んだ人間に交渉し、OKが出れば面会の段取りをする。
ただ、面会は死んだ者と生きた者、どちらにとっても一度きり。
一人の死者に対して会うことが出来る人間は、一人だけ。

そのツナグを頼って、いろんな人がきます。
ファンだった死んでしまったアイドルに会いたい女性。
死んだ母に会いたい長男。
喧嘩したまま死んでしまった親友に会いたい女子高生。
突然失踪した彼女に会いたい婚約者。

もう会えないと思っていた人に会えて、前へ進むことが出来る。
だけど、面会することでみんながみんなが満足する結果になるとも限らない。
わたしは、失踪した彼女と再会する「待ち人の心得」がお気に入りです。

そして最終章は「使者(ツナグ)」の章。
依頼者側から見てきた前4章と、ツナグから見たそれぞれの面会。
ツナグって普通の人間なんですよね。しかも高校生。
だからこそ、依頼人や死者に感情移入もするし、自分の人生とも照らし合わせたりもする。

死者に会うのは、生きてる人間のエゴなのかもしれない。
だけど、会えない人にもう一度会えるなら、わたしも会いたい。
それが、一晩だけでも、人生で一度きりでも、今すぐに会いたいです。

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| 辻村深月 | 2011-10-14 | comments:1 | TOP↑

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息子の読書感想文に役立たせていただきました。

| | 2015/08/06 19:52 | URL |















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