内容(「BOOK」データベースより)
拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていた―。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。 2012年本屋大賞ノミネート作品。
CMまでしてましたね。
長崎・五島列島にある中学校。
夏にあるNHK全国合唱コンクールを目指す合唱部が舞台です。
「手紙~拝啓 十五の君へ~」がNHK合唱コンクールの課題曲になったあの年のお話しです。
顧問の先生の産休により、新しく来た美人の先生。
その先生目当てで、今まで女子部員だけだった部に、男子部員が入部してきた。
そのことによっていろいろ問題が出て来た合唱部の、春から夏の本番までの青春物語です。
部活、男女の対立、恋愛、家族、将来のこと。
誰もが思い出すような中学生活が溢れています。
課題曲の「手紙」を歌うにあたって、彼らも実際に「十五年後の自分」に手紙を書きます。
彼らのリアルな気持ちがいっぱいです。
とーっても爽やかな青春小説でした◎
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