内容(「BOOK」データベースより)
異様なテンションで京都の街を突っ走る表題作をはじめ、先達への敬意が切なさと笑いをさそう、五つの傑作短編。 中島敦「山月記」
芥川龍之介「藪の中」
太宰治「走れメロス」
坂口安吾「桜の森の満開の下」
森鴎外「百物語」
この古典文学5篇を、現代風に・・・というか、森見風に描いた5つの短編集です。
どれも舞台は京都、登場人物はいつも通り風変わりな京大生たちです。
原作は、「走れメロス」しか読んだことなかったので、他のがどういう風に森見風になってるのかがわかりませんでしたが、それでもどれもとても楽しめます。
でもやっぱり、「走れメロス」は面白かったです◎
友情にはいろんな形がありますね。
まったく別のお話5篇だけど、登場人物がリンクしてたりして、笑えて、そしてちょっぴり切なかったり・・・
うん、満足の1冊でした◎
スポンサーサイト