「ここに死体を捨てないでください!」 東川篤哉
内容(「BOOK」データベースより)
「死んじゃった…あたしが殺したの」有坂香織は、妹の部屋で見知らぬ女性の死体に遭遇する。動揺のあまり逃亡してしまった妹から連絡があったのだ。彼女のかわりに、事件を隠蔽しようとする香織だが、死体があってはどうにもならない。どこかに捨てなきゃ。誰にも知られないようにこっそりと。そのためには協力してくれる人と、死体を隠す入れ物がいる。考えあぐねて、窓から外を眺めた香織は、うってつけの人物をみつけたのであった…。会ったばかりの男女が、奇妙なドライブに出かけた。…クルマに死体を積み込んで。烏賊川市周辺で、ふたたび起こる珍奇な事件!探偵は事件を解決できるのか?それとも、邪魔をするのか?驚天動地のカタルシス。
妹から、突然部屋に入ってきた女を殺してしまった・・・と連絡を受け、妹の代わりに事件を隠蔽しようと部屋へ行った有坂香織。
誰だか分からない女の死体をとりあえず捨てようと試みる。
偶然出会った男、鉄男の協力のもと、死体を捨てることに成功し、近くのペンションへ泊まることにした。
死体は山田慶子という女だった。
彼女は前日、鵜飼探偵事務所に「クレセント荘で不穏な動きがある」と連絡してきて、翌日伺うと約束していた。
彼女が現れなかった探偵事務所では、とりあえずクレセント荘へ向かうこととにした。
そして、クレセント荘で探偵たちと香織たちは出会う。
さらにそこでも事件が起きる。
勘違いから始まり、どんどん複雑になっていった事件の真相は果たして。
いつもの登場人物、鵜飼探偵事務所の鵜飼、流平、朱美たち。
砂川警部、志木刑事。
それに加えて、香織と鉄男コンビ。
相変わらずのドタバタ劇です。
ユーモアというよりコントのような会話がずーっと続きます。
EXILEは笑っちゃったなー◎
でも、トリックはお見事でした。
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| 東川篤哉 | 2013-05-06 | comments:0 | TOP↑