内容(「BOOK」データベースより)
本間隆雄は妻子を愛する、42歳のごく平凡なサラリーマン。軽い気持ちで始めたインターネットの「出会いサイト」でのナンパで、ある日「リカ」と名乗る女性と知り合う。当初はリカからのメールを楽しみにしていたが、徐々に常軌を逸していくリカの言動に脅えた本間は、携帯の番号を変え、連絡を断った。ほとぼりも冷めた頃、インターネットカフェを訪れた本間は、リカがネットを通じて異常な執念で彼を捜していることを知る。そしてリカの恐るべきストーキングが始まり、ついには娘にまで手を出した。意を決した本間は、“怪物”と化したリカと対決するが…。恐ろしすぎる心の闇。衝撃のノンストップホラー!第2回ホラーサスペンス大賞大賞受賞作。 読みました。「リカ」
爽やか系が多い五十嵐さんのデビュー作がこんなホラーだとは意外でしたね。
軽い気持ちで出会い系サイトに登録した42歳のごく普通のサラリーマン、本間隆雄。
サイトで出会ったリカという女性に、好感を持ち連絡しあうようになった。
だが、どんどん豹変していくリカに恐怖を感じだす本間。
そしてついに、リカの常識を逸脱するストーカー行為が始まっていく・・・
いやー、怖い・・・
ただ、続編「リターン」を先に読んでいたので、展開はわかってはいました。
わかってはいたけれど、それでも恐ろしい。。
普段ホラー系を読まないので、これを最初に読んでたら最後まで読めたかどうか。。
「リターン」でその後はわかってましたが、「リカ」はここで終わるのですね。
恐怖の妄想を掻き立てられますね、このラストは。
暑いこの時期に、とっても涼しくなる1冊デスネ。。
霊的なホラーよりも生身の人間の方がよっぽど怖い気がします。
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